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■ 母の入院ライフ・第二話
●第二話:開けてビックリ

無事、入院手続きが済みました。
6人部屋に通され、真ん中のベッドをあてがわれて入院生活のスタートです。

承諾書やらなんやらに署名捺印をしたり、荷解きをしたり。
母自身も病院支給の寝巻きに着替えないとだし。

アタシは荷解きをやっておりました。
たくさんあるからね、荷物。
まずは手元の紙袋2個から。

中身は風呂敷にくるまれて外からは見えません。
バサッと解いてみましたら・・・






パンツ。


パンツ。



パンツ。


パンツ。パンツ。


パンツ。パンツ。パンツ。






なんとパンツがきっかり30枚。

そしてインナーウェア。いわゆるババシャツ?
それが15枚・・・。
フェイスタオルが15枚・・・。


ちなみにフェイスタオルは温泉宿にあるような、宣伝入りの薄いやつね。

なぜ?
どーして??

わからないので訊いてみました。
そしたらさー



「パンツは毎日はき替えるし、 退院までに30枚で足りるやん?
 ほんで今はまだ暑いけど半月くらいして寒くなってきたら
 シャツ着るし、それでいけるやろ?
 タオルは2日に一枚でええかなー、って。 
 ほんで使ったタオルを2日に一回、お風呂用に下ろして

 捨てて行くねん!」


・・・
・・・
・・・パンツもシャツもタオルも全部捨てるつもりで日数分持ってきたのかよ・・・。


確かに使い込んで古そうなものばかりです。
ってかそんなのばっかりよくこんな大量に集めたなってトコロに感心してしまいます。
で、ちょっと訊いてみました。


「リハビリが一ヶ月で30日やとして、パンツはちょっきりの数やけど、
 リハビリって手術した後に始まるんやんなぁ?
 今日から手術の日まで3日あるやん? 3日間はきっぱなし???」


論点がずれているのは承知の上です(笑)
だって30日ちょっきりで退院なんてうまく行くわけないもんね。

しかも手術後はしばらく動けず、パンツなんて穿けないとかいうのも解ってないみたいですから。
そんな母の反応は

「えっ!ほんまやん!どうしよ、
 3日もはきっぱなしはいややわぁ〜!」



・・・ほんと、先が思いやられます。
| ママ上 | 01:56 | comments(2) | trackbacks(0) |

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■ 母の入院ライフ。第一話
先月末、母が退院してきて早や半月が経とうとしております。
なにやらバタバタしていてWebをほったらかしておりましたが、ボチボチ生き返ろうかと思います。
いぇーい。



で。おさらい。

9/3に母が入院しました。
9/6に手術予定です。

足のね、股関節を人工のものに取り替えるのよ。

ターミネーターみたいになるわけよね。

ガッツリ切って骨はノコギリで切断だしセメント入れてセラミックでー、って割と大手術なんだけど、手術することは今年の初めから決めていたので想定内。


リハビリに一ヶ月ほどかかるので退院は早くても10月頭です。

(つまり入院期間中にアタシは9/23のライブに上京してるわけだ)

そんな前提での入院ライフ。
数々のビックリを短期集中連載したいと思いまふ。



●第一話:入院時のビックリ

デッカいトランク。ってかスーツケース?旅行用の。

あれにありとあらゆるモノを詰めて入院したんです。

もちろんそれだけじゃ足りなくて、紙袋2個と大型エコバッグ1個もパンパンにモノが詰まってます。

入院するの、個室じゃないんですけど…。

由緒正しい大学病院で(つまり古い)、狭くて天井も低いし、6人部屋だし。

でもトランクはどーしても手元に置いておきたいらしい。
持って帰ってほしくないんですって。

なぜなら。

「いつでも退院できるように」

ですって。

いやいや、最初っからリハビリにはひと月かかるって言われてるっしょ?

ってことはこの病棟に一ヶ月居るのよ?

生活すんのよ?ココで。

トランク要らんでしょーが。

って諭すとですねー。

「急に退院って言われるかもしれんし、
 アンタ仕事の日やったら1人で帰れるやん」


・・・

・・・

・・・

いやココ大学病院なんですけど・・・。

家から車でも1時間かかるんですけど・・・。


車の運転できない母がバスと電車でトランクとエコバッグ持って杖ついてしかも手術したてで?

あり得ん(ーー;)



ま、それはどれだけ言い聞かせてもその状況にならなければ解らないでしょうから反論するのはやめておいて、ですね。
この病室は狭いから迷惑でしょ、ってとこを攻めてみました。

だってこんな感じなんだもん。

母スペース

荷物とお隣さんのベッドの間はカーテンだけだからアンタの荷物がぎゅうぎゅうしたらお隣がメイワクでしょ!

ってね。
そしたらさー

「ベッドの下に新聞紙敷いて置いとくわー。」

だって(>o<)

ハトがマメデッポーになっちゃったわ、アタシ・・・。

そうか、ベッド下は収納に使うべし!ってのを、”ナントカ収納術の極意!” みたいなテレビで見たりしたのね・・・。

ベッドの下にデッカいトランク置いて、アンタ手術受けた後どーやって部屋まで帰ってくるつもりなんだ???



歩いて戻るつもりなのか?

それとも車椅子?



病院のベッドはそれ自体が移動手段のひとつなんだよ動くようにしとかなきゃいけないのよと説明するところから入った入院生活でした。

先が思いやられます。

ハァ。

   第2話へつづく。
| ママ上 | 21:42 | comments(0) | trackbacks(0) |

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■ 蛙の子は蛙
あたくしの母。
長年、飲食店をやっていたからか、料理は一品ずつ考えるクセがあるようです。
だってさ、お客さんから注文があって作るわけだしさ。
すでに作ってある惣菜も注文受けてから出すわけだし。
お客さんが食べたいものを自分で考えてくれるから自分で献立に悩む必要はないわけです。

ホントに習慣って言いますか、積み重ねって怖いもので、とうとう

一回分の食事の献立

を考えることができないウチの母でございます。

普通さ、二菜一汁とか三菜一汁とか言うじゃないですか。
おかず2〜3品に汁物ひとつとゴハン。
それができないんです。
つまり、バランスって言うんでしょうかしら?
見た目、味、ボリューム、多分きっと栄養学的にもとっても配合が悪い献立が得意なんですわよウチの母。

たとえばアタシが小学生のときのある日の夕食は

酢豚とネギトロ巻






またある日は

ヒレカツサンドと湯豆腐





はたまたある日は

すき焼きに特大の刺身盛り合わせ
が添えてあったり



ちょっとやる気になった日には

炊き込みご飯

カボチャのポタージュ

焼きそば



なんて献立が当然のように出てまいります。
そんな環境でそだったアタシ。

そう、そんな環境でそだったアタシですが、高校の学食でA定食を食べていても不思議に思うことはなかったです。

・ごはん
・メイン(肉か魚)
・副菜(野菜系)
・汁もの

見た目も味ももちろん量もバランスが取れています。
ウチで食べる食事とはかけ離れています。
でもそれはあくまでも「お店だから」だと思っておりましたわよ。
家でみそ汁なんて出てくるの、ひと月に一度ぐらいでしたから(笑)


それが間違いだと気付いたのは、結婚を控えた友人の実家に招かれて3日間ほど滞在した時のことでしたわ。
毎日、間違いなく出てくる学食のA定食をさらに豪華にしたような献立の数々。最初はアタシがいるから友人のお母さんが気を使ってくれているのかと思ったぐらいです。(まぁちょっとは気もつかってくれたんだとは思うけども)


そんな衝撃的な20代の始まりでした(笑)
しかし、それからは自分で食事を作る機会がある度に献立はきちんと(?)考えましたわ。
間違っても冷しゃぶとハンバーグを一緒に作ることはありません。
徹底しておりました。20代の頃。


さて、ゴールデンウィークもすっかり終わり、普段の生活を取り戻した本日、冷蔵庫の中を片付けようと思いまして、冷凍庫で忘れられていた食材などを使って夕食をこしらえました。

ホイコーロー♪
1
しなびかけたピーマンと冷凍焼け寸前の豚肉を片付けました。

ギョーザ♪
3
賞味期限は1週間過ぎております。
まだ全然ダイジョウブです。
| ママ上 | 19:56 | comments(5) | trackbacks(0) |

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■ 母の必需品
我が家のテレビが壊れかけております。
いや、我が家のテレビって表現は正しくないな。

正確には


母のテレビ が壊れかけております。

時々、画面がまっ黄色に染まっちゃって、テレビの中の人ったら黄疸出てるんじゃない!?って感じです。
黄色いサングラスかけて見てる感じね。

もうガマンできない、買う!と言い出したのは1週間前。
あまりにウルサイので、量販店に下見に行ったのが一昨日の土曜日。

母、下見だって断ったはずなのに、テレビの売り場に一歩踏み入れた途端、目はランラン。
途中から買う気満々になっていたのは店員さんのサービストークのせいだけではないはず…。

2日経った今日。
仕事中のアタシの携帯が鳴りました。
メールじゃなくて着信でした。
母でした。
何ごとかと思うでしょ?
具合悪くなって手術したの、つい2ヶ月ほど前だしさー。

いっそいで出てみると






テレビいつ買いに行く〜〜〜

またまっ黄っきーになってるねんけど〜〜〜




あー。
こんな内容だとは読めたはずなのに電話に出ちゃったアタシが悪いんですわよね(笑)
これが毎日続くんだろうかと不安なので、明日の昼休みに買いに行ってきますわ・・・


あ、ちなみにアタシが

「プラズマテレビにするよ」

と言いましたら、なんだかよく判んないけど

いいテレビの名前=プラズマ

って図式が刷り込まれてしまったみたいなんですね。
で、それ以来しきりに






プラジュぅマ

を連発しておりまする。
ちっちゃい「ぅ」がポイントです。
| ママ上 | 01:21 | comments(2) | trackbacks(0) |

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■ 母の決断
前記事:母の食生活
前記事:母の食生活パート2



入院して一週間が経った母です。
ぶっちゃけ、胆嚢炎でしたの。
胆石もちょこっとあったんだけど、そんなの気にならないぐらいに
胆嚢が傷んでおりましたわ。
本当に痛かったようで、胆嚢をきれいさっぱり切り取った後の母いわく。

あんな痛いの2度とイヤやわ!もうこれからは脂物なんて食べへんわ!

あぁ、そうね。そうしてください。
魚は白身ね。
肉は赤身にしてね。
ホルモンなんてもってのほかよ。
ネギトロもやめてね。

さてあたくし、毎日病室へ通っているわけですが(会社と病院は目と鼻の先)、
ここ3日間の母娘のやりとりを再現してみましょう。

朝一番のメール。
今日から三分がゆになるんやわ〜。
お塩とうめぼしお願い!


  ↓

その日の昼休みに差し入れ
塩は間違いなくかけ過ぎるし、おかずにもかける可能性大なので
ゴマ塩を持参。
これならかけ過ぎることもあるまい。
梅干は小梅だと一度に大量に食べる恐れがあるので中サイズに。

  ↓

その日の夜にメール
ゴマ塩はパスやわ!ゴマが固形物やし・・・。
胆嚢に負担かけるやん?

うがいにも使いたいので食卓塩にしてください!

胆嚢に負担って…。胆嚢、もう無いんですけど?

  ↓

翌日昼休みに差し入れ
アジシオとポッカ100レモンを持参。
おかずの味が薄いときは塩に逃げずにレモンをかけろ!
せめて入院中だけでも!

  ↓

レモン汁はいいかも♪と言いながら食べていた昼食はゴマ和えでした。
ゴマ塩のゴマは固形物だからダメで、ゴマ和えのゴマはいいのかよ。

  ↓

その日の夜にメール
アジシオはやっぱしおいしくないわ〜。
粗塩持ってきて。できたら岩塩がいいなー。


  ↓

翌日昼休み(今日だ)
一片が0.5mm以上もありそうなデカい結晶の塩を持っていきました。
ビン入りで売ってないので1キロの袋ごと持って行きました。
退院する時に持ち帰り、

・・・



・・・



・・・



・・・



・・・何グラム減ったかを計量する予定だってのは言うまでもありません。


懲りんわ、母。
| ママ上 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

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■ 母の食生活パート2
やっと落ち着いたのでつづきです。

前記事 >>母の食生活



割りと言ってることとやってることに違いがあるウチの母でございます。


「肉料理はキライやわ〜やっぱり日本人は魚でないと!」

と言いながら先日はトンカツを食べた母。

「今日はあっさり魚で〜!」

と言いながら寿司屋に行き、注文するものと言えば

大トロ
中トロ
ハマチ
アワビのキモ


あ、自宅でもブリ買ってきたと思えば脂の乗りまくったカマだし
鮭買ってきたと思えばキングサーモンのハラミだし

それでも魚だから身体にいいと安心している我が母でございます。


先日、母はデパ地下でクモコ(タラの白子)を買ってきました。
鍋にして食べようとしていると、携帯に母友人(セレブ妻)から
電話があり、これから夕飯を一緒にいかが?というお誘い。

迎えに来てくれるというので、白子は置いておいて喜んで
行きましたわよ、母。
ナニを食ってきたか聞くとフグのコースだった様子。
テッサがおいしかったってさ〜。

そして翌日に白子で鍋。
その翌日に酢牡蠣とあんキモ。


さらにその翌日。
母から会社に電話があり、

「気分が悪いから病院に連れてって・・・」

昼休み返上して帰宅してみると、腹の中心が痛くて吐き気がすると言う。
あぁ、胃腸の風邪が流行っているからねぇ…。

サクッと診てもらいましょうかしらね。
って事で受診した母。

なんと


そのまま入院になりました( ̄o ̄;)

いろんな紆余曲折があり、ちゃっちゃと処置して今は快方に向かって
おりまするが、病気の原因はもちろん






長年の暴飲暴食



・・・に他なりません。


脂っこいもの、塩からいものの摂りすぎです。

だって受診する日の朝も吐き気をこらえて朝食食べたし、
昼食のためにおかゆも炊いていたんですもの。

そしておかゆをそっくりそのまま残して入院。
この2合のおかゆ、どーすんの???


一生にできる食事の回数は決まっているのに一度でも食べ損ねたら
大損だとでも思っているようで、日に3度しっかり食事しないと
ガマンできない母。

本日で絶食5日目です( ̄- ̄*)



食べなくてもなんてことないんだって事実を身体で思い知ってから
帰ってきていただきたいものです、ハイ。


皆サマ、食事には気をつけましょうぜ・・・
ハァ。

***
そうそう。
昨日のことですが、入院したことで一番ナニが悔しいかって言うと
「友達とのランチの予定が2回あったのに…。私だけ食べられへん!」
…ってことだそうですが。
どうよ???
***

| ママ上 | 02:28 | comments(3) | trackbacks(0) |

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■ 母の食生活
ウチの母は美食家です。
亡くなった父の影響です。

両親の交際期間→新婚当初、母はそれまで食べたこともないような
食材と調理方法の料理を父に教え込まれたらしく、見た目グロい
なま物などは今では無くてはならない好物と化してしまっており、
父の長年の調教(?)は、父がいなくなった今でも母の中で
息づいておりまする。

食>生活スタイル

だったのは間違いありません。
月の家賃12.000円のアパート(風呂なしトイレ共同)で12年間過ごし
た間も食生活だけはハデでした。
美味しいものを食べられないのなら家がいくら大きくても生きる意味
がない!と申しておりましたし。

ま、それはそれでいいんです。人それぞれの価値観ですからね。





さて。

小学校のときによく経験したのですが、あたしが風邪をひいて
熱を出して寝込んでいるとします。

母はおかゆを作ってくれます。うめぼしつきです。
ここまでは良いんですわ。アタシも普段食べられないおかゆは
とっても嬉しい。

しかし、それにおかずがついてくるざます。
どんなおかずだと思う???


例1:コロッケ
例2:てんぷら
例3:焼肉


だいたいこんな感じです。まさかと思うでしょー。
マジでよ。

母いわく、

「食べて力つけな治らん!」


ってことらしいですわ。
いや、言ってる意味はワカランでもないです。
エネルギーが無ければ摂取するのは自然の摂理なのですが、
それは弱ってて悲鳴を上げてる身体がおちついてからでは
ないかと。

つうか、そんなゴタク並べる前に、ただでさえ食欲が無い
ときにてんぷらなんて脂っこいものを欲しいわけないじゃんよ。

よけいに身体悪くなっちゃいます。

もちろん食べずに残します。
するとこう返ってきます。


「薬飲まんならんから半分だけでも食べなアカン!」


いやー・・・。
空腹で薬を飲んじゃいけないのは、胃の粘膜を傷つける恐れが
あるからですよねぇ。


てんぷら食べる→薬飲むため

薬飲む→風邪を治す


って図式なんですよね。
風邪ひいてる身体にてんぷらがどういう作用を及ぼすとかは
考えないようです。

結局どうしたかって?
もちろん食わないわよ。


おかゆだけでじゅうぶんでしょ、薬飲むのには。

つづく
| ママ上 | 10:19 | comments(2) | trackbacks(0) |

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■ 年末に想いを馳せる
年末って、どうしてこんなに忙しいのでしょう。
忙しがる必要ないのにねぇ・・・。

ってことで、なんで忙しいのかを検証してみましたところ、
答えが出ましたわ。



→年末で、もうすぐ新年だから



・・・

・・・

・・・。

当然?(笑)

つうか、一番手間取ったのは母の年賀状作成なんですけど・・・。

えぇ、インクジェット紙の年賀状買ってきて、デザインしてコメント書いて印刷してアドレス帳整理して表書き印刷して、


って全部アタシがやってるやん!!!


母はアドレス帳をプリントアウトしたものに、蛍光ペンで今年出す人を
チェックするだけ。
あとみーんなアタシ。

コメントぐらい自分で考えれってもちろん言ったざますわよ。

そしたら



「いやー!そんなんニガテやわ!アンタ考えて〜!」


・・・。
当然文句は言わせませんわよ、えぇ。

08

>>海外旅行の際の写真を使い、デザイン手抜きした分
びっしりこってり語ってやりましたわよ。
もう、何書いたかもわすれましたが(笑)
↑クリックすると年賀状写真の元画像が出てきてビックリ(笑)

読んで文句言いそうになったのでサクッと出かけたアタシは鬼娘?


来年こそ家族関係で苦労しませんように・・・(切実)
| ママ上 | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |

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■ ドロボウさんと過ごした半年・第二夜
>>序章
>>第一夜

第一夜である夏の夜からどれぐらい経ったでしょうか。
1ヶ月ぐらいだったと思いますわ。まだうだるよな暑さでございました。

相も変わらず、夜遅い帰宅が続く毎日を送っておりました。


その日も21時や22時に帰宅、風呂に入って軽く食事をし、夏バテの
ピークだったのか?あまりにもだるく眠いので、日付が変わる前に
自室に引き揚げてしまったアタシ。
もちろん似非エコロジストなので、階下のリビングの灯かりなんかは
全てOFFにして二階に上がりましたわよ。


当然よね?




その日、いつ両親が帰って来たのかは知りません。
ぐっすり眠っていたのねぇ。



さて、翌朝。

いつもと違うきちんとした服装で出かける準備。
この日は大阪に集団で出張の日でございましたので、名刺入れも
持って行かないと。

ちなみに当時の我が社、入社後一年してから名刺を作るという慣例が
ございましたが、
アタシはこの出張に間に合うように作ってもらったので、

初・名刺IN名刺入れ

なのでございますわ。



就職したときに祖母から贈られた、紺色に白いリボンの縫い取りの
ある名刺入れを出して参りましょう。
貰ってからずっと大事に鍵つきの小物入れに入れてあっただよ。


そう、その小物入れはリビングのテレビ台、一段高くなっている
ひな壇(?)に置いてあり・・・




・・・あり・・・






・・・・・・・・・あり???





ナイワヨ・・・・・・・・・???


????????????




頭ん中、ハテナでいっぱいですわよ。
しどろもどろしながら、コタツに入ってテレビ見てる母に(※母は無類のテレビっ子です)訊いてみましたわよ。



涼「お母さん、ここにあった容れモン知らん?」

母「へぇ?知らんで〜)」 ←テレビに夢中

涼「大事なもんいっぱい入ってるんやけど、ココに置いてあったやん!」

母「知らんって。アンタどっか持ってって忘れてきたんちゃうん」



小物入れって、簡易金庫型なんですわよ。
中には重さのあるガラス製の文鎮(ペーパーウェイトとも言う?)
とか月の石(もらいもので本物かはワカラン)が入ってたので
ずっしり重かったんですわ。
もちろんアタシは動かした記憶は無いし、動かす意味もありません。


母「いつから無いんや。急に言わんときや」


いや。
毎日そこにあるかどうか確認してるわけではありませんが、無かったら
無かったで毎日みてる景色に若干の違和感がありますのですぐに気づく
と思われます。
つまり、昨日はあったと思うんですわ。
つまりココに見えなくなったのは昨日の夜から今朝にかけて、
だと思うです。
そして昨夜、両親が帰って来たのは深夜の2時ごろだそうで。

うむむ・・・







とりあえず、名刺入れは会社で先輩に借りることにして出勤しました。

一夜目に引き続き、大きな判断ミスをしたと知らされるのはその数ヵ月後でございます。


>>第三夜へつづく
| ママ上 | 10:05 | comments(0) | trackbacks(0) |

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■ ドロボウさんと過ごした半年・第一夜
>>序章のつづきです。

それはまだアタシがうら若きオトメだった時代のできごと。(ぷぷぷ)

今の会社に入社して3ヶ月が経った頃でしょうか。
毎日夜遅くまで残業をし、帰宅する頃は既に真っ暗な時期が
続いておりました。
デキが悪かったんだねぇ(;・д・)



さて、当時の我が家のスペックはこんな感じ。

・アタシ:7:30〜21:30頃まで不在
・両親:10:00〜24:00頃まで不在
・近所付き合い:会えば挨拶する程度
・角家
・神社のうっそうとした森の真裏
・車の通りからは見えない
・街灯は4軒となりに小さいのがポツン
・陽が暮れたらホントに真っ暗


こんな、ほとんど生活感の無いヘンピな新興住宅でございます。



ある夏の日。
いつも通り、真っ暗な夜道を帰ってまいりました。
車をガレージ兼、庭に乗り入れると、その庭に面した掃き出し窓が
いつもと違う印象。

なんだ?

と思いつつ、その印象の違いがなんだか判らぬまま玄関へ。
(車を停めている所に一番近いのはその掃き出し窓なんだけど、
玄関は建物をぐるっと回って反対なのだ)


ガチャガチャ。
ガチャガチャ。


玄関の鍵は2箇所に掛けておりまして、両方を解除したらドアは
開きました。
当然だわな。

玄関入ると廊下、その左側はすぐリビングで、さっきの掃き出し窓の
ある部屋です。


電気をつけてリビングに入った途端。
さっき、車から降りて感じた違和感の原因が判りましただよ。


それは。






掃き出し窓のレースのカーテンがひらひらとはためいていた・・・。




(! ̄Д ̄)




咄嗟に

「お母さんが閉め忘れた???」

とか考えてしまったアタシの浅はかさ。
掃き出しのアルミサッシを閉めてしまいました…。



アホです。マヌケです。



そして台所を振り返ると、そこには見慣れた食器棚にまた違和感が。

食器棚のガラス張りの開きのすぐ下の引き出し、4つのうち2つが
全開になっておりまする。
中にはダイレクトメールやら電気料金明細やら割引券やら飲み残しの
薬やらどこのか判らない会員カードやら、つまり

「多分いらないだろうけど何かで必要になるかもしれない
 からとりあえず取っておこう」


って小物類ですわ。
そんなのがぐっちゃぐちゃに入っていた引き出しでした。
それが全開のまんまなのよねぇ・・・。

閉まってた残る2つの引き出しはスプーンや箸、箸置きなんかが
入ってましたから、ここでアタシの脳裏をよぎったのは

「お母さん、商品券でも探したんかな???」

でしたわ。
一回、蹴り殺したい小娘ですな(笑)


この一瞬の判断ミスが、後々の事件を起こすきっかけになろうとは
思いもしなかった小娘時代。
今なら考えられません。

当時の自分に会えたらマジで何回か殴ってるわねきっと(笑)


その後、母が帰宅後に確認してみると

「窓は閉めて行ったし、こんな引き出し開ける用事もあらへんわ。

 アンタの見間違いやろ」

 
と言われましたわ。
そんなアホなことあるかいな。


一夜・完。
| ママ上 | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) |

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